人気ブログランキング |

セルリアン☆ブルー

スキー&スノーボード2004-2005

死んだお兄ちゃん

自ら命を断つという行為にも様々な意味があるのだときいたことがあります。
ここでは割愛しますが、これは珍しい例ではないかと。

499 :1:2005/04/25(月) 21:11:55 ID:rlzhjmli0

うちの兄は10年ほど前に亡くなりました。

亡くなる前々日、何時もは帰ってすぐ部屋に入ってしまう兄が、珍しく私にPCの使い方を教えてくれた事を思い出すと、今でも涙が出てきます。

その翌日、兄は会社を無断欠席し、家にも帰らず、翌々日、遠い地方のホテルで遺書もないまま自殺をしてしまったのですが。
 
で、まあ当たり前かもしれませんが、その話はあまり人にはしてなかったんですよ。
特にネット繋がりの友人とかだと、兄がいる事すら話してませんでしたし。

その後、暫くしてあるイベントのために私は友人と某県に出掛けました。

イベントは楽しく終了し、ネット仲間で飲み会をすることにしていましたので、時間までゲームセンターで時間潰しをしていました。

その時に、友人(私の兄の事も知っている)が不意に、

「そう言えば、その内私もお兄さんにお線香あげにいかなきゃ」とポツリと呟いたのです。

突然の台詞に、何言ってんだ?と思ったのですが、
まあ「ありがと」と返しておきました。

すると、同じく飲み会に参加するグループの一人の女の人が突然、

「すいません、そのお兄さんってもしかして黒髪短髪で、ここにこう言う風にほくろのある人?」と言って来たのです。



500 :2:2005/04/25(月) 21:12:54 ID:rlzhjmli0

彼女とは面識がなかったのですが、確かに兄は黒髪短髪、その女性が示した所に特徴的なほくろがありました。

驚いて頷くと、

「今、お友達さんがお兄さんにって言ったら、あなたの後ろにどっかの風景が映って、その男の人があなたの頭をなでてたの」

と言われました。

彼女はちょっとばかり霊感があり、占いをしている方だそうで。
兄が何か告げたいようなので見てあげると言われました。

半信半疑でお願いすると、

「あなたのお兄さんは、あなたのお父さんの血の人が運んだ水を守るために、お父さんの田舎にいて土地を守っている。そこは(以下、とある所から見た風景)な所で、小さな祠と石がある、その石にお兄さんはずっと座ってる」

と言われました。

私はその風景がなぜかふわりと頭に浮かびましたが、そんな場所も祠も心当たりがなかったので、取りあえず心にとめるだけで、本気では信じていませんでした。



501 :3:2005/04/25(月) 21:13:37 ID:rlzhjmli0

それから、私は彼女に会うこともなく1年ほど経ちました。

ある時、久しぶりに父親の田舎(本家が住んでる。うちは分家)に行く事になり、何となく両親より1日早く一人でそこを訪れました。

その時、なんとなーく本家のばーちゃん(祖母の姉)に、「ここら辺に水に関係のある祠とかってあるの?」と聞くと、ばーちゃんはちょっと驚いた顔をして、「そんなのあんたに話したっけ?」と言いました。

そして連れて行かれたのは、本家の家から10分ほど歩いた杉山に続く林道。

その途中の獣道みたいな坂をちょっと登った所に、小さな祠がありました。
そして、その脇に60センチ角の白い石が。

ばーちゃん曰く、その祠は祖母とばーちゃんの父親(私の曾祖父)がこの集落が水不足だった時に、ある水が綺麗とされる山から、龍神を勧請するために持ってきた石が祭ってあるとのこと。

そして、この白い石はいつのまにかここにあったとのこと。

この祠のお陰か、近所の井戸はもう濁ってるのに、うちの井戸だけは何故か水が綺麗で、普通に飲める事を聞きました。

そして、

「ちょっと前まで井戸が枯れかかったんだけど、あんたのお兄ちゃんが亡くなった49日が過ぎたら、また水が出るようになった」と。

私はそれを聞きながらも半信半疑。偶然だろうと思ってたのですが。



502 :4:2005/04/25(月) 21:14:42 ID:rlzhjmli0

祠から林道に降りようと振り向いた途端に目に飛び込んだ景色は、あの時彼女に聞いたままの景色だったのです。

山の間に広がる田んぼ、(砂利で)白い道、被さるような緑に赤い実(桑が植わってました)。

彼女の言葉が頭の中に蘇り、私は思わずその場で泣き伏してしまいました。

ばーちゃんはいきなり泣き出した私にびっくりしましたが、訳を話すと、
「おにぃは山神か龍神の使いになったんだねえ」と泣きながら笑いました。

翌日、1日遅れでやってきた両親にもそのことを話すと、「もっと早く教えろ」とちょっと怒られましたが、そのまま偶然遊びに来ていた親戚の土木屋さんに頼んで祠の周辺を整備し、坂には階段を作ってもらいました。

亡くなった兄に関する話しはこれ1個で、誰の夢枕にも立ってはくれませんが、 まあ、元気でやっているのでしょうと思う事にしています。

因みに祠を整備して以来、田舎に行く時は必ず晴天です。

自殺・病死・事故死。
死因には様々なカタチがありますが、これだけは言えるのでは。

「死ぬ予定ではない人間は絶対死なない(死ねない)」

…ような気がしてならないです。

死ぬ時ではない人間はあらゆる奇跡のような何かが働き生かされる。
by tanaka369 | 2012-09-17 12:25 | 拾い物いろいろ
<< お婆ちゃんの貯金箱 負けないで >>



ネットの大海の片隅でひっそりと生息しています
by tanaka369
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新の記事
画像一覧
記事ランキング
検索
カテゴリ
お気に入りブログ
最新のトラックバック
www.northamp..
from www.northampto..
ガガミラノ ダイヤモンド..
from ブルガリ 香水 プールオム ..
ブライトリング b-1 ..
from ブルガリ 財布 正規品 充電器
http://lucru..
from ブルガリ 時計 電池交換 au
スーパーコピー,スーパー..
from ランゲ
以前の記事
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
その他のジャンル


Skin by Excite ism